ーどうして今回のプログラムに参加したのですか?
海外へ行ったことがなかったので、若干不安を感じましたが挑戦することで成長に繋げたいと強く思い、今回のプログラムに参加することを決めた。
ーこのプログラムを通じて印象に残ったことは何ですか(見たこと、聞いたこと、触れたことなど)。あなたの心が動いた瞬間があれば、是非、教えてください。
町で目にするものが、実は知らないところで誰かを支えていることを、平等という目線で教えてくれたことが印象に残った。支援が必要な人たちに寄り添うだけでなく、色々な人の声を反映させることもまた、平等という考え方に繋がっていることに気づき、さらに視野が広がった。そして、自身と相手を切り離すことなく、対話を通して繋がることを日常とする世
界観がとても素敵だと思った。見かけでは分からないことに対して、偏見を抱くことなく、関心を持って接することが、相手へのリスペクトになる。色々な経験や想いを話してくれた人たちとの出会いが、人に対する見方を変えるきっかけとなった。
ーこのプログラムで苦労したことがあれば教えてください。また、それに対してどう自分が向き合ったのかも教えてください。
輪に入ることが苦手だと感じていた。不快感を感じない程度の距離感を持つことを意識しすぎて、自分から話をすることがなかった。このプログラムを通して、「自身が作り上げたステレオタイプで、人を見ているのかもしれない」と気づいてからは、自分の嫌な部分から目をそらさずに、行動を変える意識を持つことが出来るようになった。
ープログラムを通じて得た「持ち帰りたい学び」は何ですか?(自分自身についての理解、周囲との関わり方、プログラムのテーマに関する理解、異文化に関することなど)
何かを変えたいと思うときは、言葉にして行動に移すこと。そして、自分と同じ属性を持つ人の枠から外れて、外に出てみることを意識していきたい。相手へ関心をもつことが、インクルージョンに繋がるように、対話を通して繋がることで、視野を広げることを継続していきたい。
ー最後に何か伝えたいことがあれば、ぜひお願いします!
対話を通して得られる気づきが、自分を見つめなおすきっかけとなり、デンマークを離れる前日まで、お互いに話をしたことが嬉しかったです。プログラムに参加をしていなければ繋がることのなかったメンバーやスタッフの方々、そして、プログラムに協力していただいた現地の方々との出会いに感謝しています。短い期間でしたが、ありがとうございました。