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江川尚希_2024夏フィンランド前期体験談

作成者: admin|Nov 15, 2024 5:05:25 AM
 

ーどうして今回のプログラムに参加したのですか?

将来、小学校の先生になりたいと思っていたので、教育について学べるいい機会だと思ったし、フィンランドはとても教育で有名なので前から気になってました。また、僕は日本の英語教育があまり良くないと考えていて、海外とどのように違うのか考えたかったという気持ちもありました。他には受験が終わった後の僕はダラダラしすぎていて気づいたら1日が終わるみたいな過ごし方をしていたので充実していないなと感じていて、受験の時は毎日を大切にして生活していた気がしたので、そんなふうに充実した過ごし方ができる自分に変わりたいという気持ちがありました。他にも、フィンランドは幸福度1位だったり、治安が良かったり、雪国だったり、オーロラだったり、色々と漠然とした魅力?みたいなものを感じていて、憧れがあったので応募しました!最後にTigerMovの理念がすごい自分が好きなことというか良いな〜と思うようなことがたくさん書いてあって、例えば「挑戦することは無条件に美しい」とか、「自分のことは自分で」、「クレイジーが褒め言葉になる社会はきっと素晴らしいに違いない」など、これらの言葉を聞いて「あ、いいな」ってとても共感と驚きを感じてこれだ!って思いました!!!

 

このプログラムを通じて印象に残ったことは何ですか(見たこと、聞いたこと、触れたことなど)。あなたの心が動いた瞬間があれば、是非、教えてください。

一番印象に残っているのは、フィンランド研修のコミュニティの一人一人の一生懸命さです!僕はこのプログラムに参加するまでずっとゲームとかばかりしていて、本当に自分でも何のためにやってるのかわからないし、やりたいとは全く思ってなかったのになんかやっちゃう情けないなって思う自分がいました。それを変えたいなってことはずっと夏休み中もその前も考えて悩んでいたけど、なかなか変えられなくて、フィンランドに参加していなかったら絶対に今も変わってなくて、悩んでいたと思います。それを変えてくれたのがこのフィンランド研修に参加してくれた一人一人だったと思います。みんなが自分自身に向き合って、自分はどんな人なんだろうと悩む人もいれば、将来何したいんだろうと悩む人もいれば、教育について真剣に考える人もいて、みんな違うけど、みんな悩みに対して真剣に向き合ってるというところが本当に好きでした。そのおかげで僕も自分と向き合うことができました。今では、スマホを少なくとも昔よりはだいぶ無駄に使わなくなったし、そのおかげで前よりは僕が本当にやりたいことに向き合えるようになってきました。今でも、スマホを使って後で何してたんだろうって後悔することもあるけど、着実に変われているなという実感があることが本当に嬉しいです。そして、帰ってきて1週間くらい経った頃、僕は海外に行って知らないものと出会うのが好きだなということに気づけたことが嬉しかったです。どういうことかというと、今僕には夢?というと大袈裟かもしれないけど夢があって、それは自分でバイトしてお金を貯めて、またたぶんTigerMovさんのプログラムでアフリカやアジアなど、経済的に大変だったり、暮らしが大変な人たちや社会と出会い、世界の本当の姿を少しでも知ることです。そういう風に自分と真正面から本気で向き合ったことによってこんな気づきや夢に出会えたことが嬉しいです。僕が一番驚いているのは、自分に気づけたことよりも、その夢があることで誘惑に負けずに自分をコントロールして本当の幸せのために努力できるようになったことです。いつもダラダラスマホ見ていた自分が、「あ、いいじゃん、頑張ってるじゃん!なんか変わったんじゃない!?」って思えることが本当に嬉しくて、TigerMovさんにはもう感謝しきれないです。あと、前よりビビリを克服したことが嬉しいし、とても驚いてます。具体的には、僕は治安がかなりいいフィンランドに行くのに、結構ビビってたり、準備の段階から忘れ物とかし忘れてることないかなとか、結構不安だったけど、今ではアフリカに行ってみたいと思えるようになったなんて、多分フィンランドに行く前の自分が聞いたら目見開いて驚いてると思います。なんだかんだ何とかなるじゃん!とか、知らないこと見たことないもの、やってみたい!って思う自分になったことが嬉しいです!

 

このプログラムで苦労したことがあれば教えてください。また、それに対してどう自分が向き合ったのかも教えてください。

インタビューミッションは結構勇気がいるというか、やっぱり差別ってあるのかもしれないなっていうのは感じてしまい、それは悲しいっていうかやるせなさを感じました。インタビューの時にお年寄りの方々は結構嫌な顔してきたりした人もいて、その時に「これってアジア人差別なのかな」と感じてしまうこともありました。もしかしたら正しく聞き取れていなかったのかもしれないけど、「人種がこうだからこう」みたいな事を言ってる人がいて、そういう回答もあったから余計そのように思ってしまったのかもしれないです。勝手に「差別」と思っちゃう自分のことも少し嫌だったし、でもたしか、私たち(フィンランドの方)と同じ人種の人が集まってるから平和だったか幸せだったか、なんかそんな感じに他の人種の人は嫌なのかなと思わせるようなことを言ってるように聞こえた時はやっぱりアジア人に良いイメージがないのかもと思ってなんか悲しくなったし、ちょっと怒りの感情もあった気がします。そういうのが無い世界がいいなとめちゃ思いました。あと、シャワー室の床とトイレの床がひと繋がりで、その上を平気で裸足で歩くみたいな所が最初は受け入れづらかったけど、慣れました。やっぱり日本って衛生的だなと思いました。トイレの清掃とかも結構適当だなと思い、そういう所はやっぱり日本いいなと思いました。そんな日本の清掃員の方とかの給料がもっと上がったらいいですよね。

 

プログラムを通じて得た「持ち帰りたい学び」は何ですか?(自分自身についての理解、周囲との関わり方、プログラムのテーマに関する理解、異文化に関することなど)

カオスなまま自分の気持ちを吐き出していいということ。自分が自分であること、自分を隠さずに自分らしくいることが苦手な日本人は多いと思うから、僕自身がまず誇りを持って自分らしくあれる人になりたい。普段は研修中に話したような真面目な話?って感じのジャンルに分類されるようなことは話さないし、なんかその場のノリを壊したく無いみたいな感じで話したく無いけど、でも、機会があればそういうことに向き合ったり、そういう事を他人と話すことって絶対価値あるなと思うので、そういう事をこれからも他の人と話せるようになりたいです。イメージで話してしまうけど、海外の人はそういうこともバリバリ話すイメージだから、それを徹底的にパクるができたらなと思う!
忘れてたけど、一番持って帰りたい学びは一生懸命であることの素晴らしさです!!!!!!僕はこのフィンランドの研修で得たものは全て一生懸命やってたから、本気になって投げ出さずに真正面から向かい合ったからこそ得れたと思うから、それがめっちゃ大切だなって思います!一生懸命本当に自分がやりたいこと、本当になりたい自分に向かって努力できるようになることが目標です!一生懸命やってたら結果負けても絶対大切な何かが自分に残るし、そういうガチになることの魅力に気づきました!
あと、他人の話や気持ちを聞いたりお互いに伝え合うことはめっちゃ大切で、互いに刺激し合えるってことです!他人の話を聞くことで「同じだ!」って思って安心することもあるし、逆にやばいって焦ることもあるけど、話すことは気づかなかった自分の内側の何かに気づいたり、相手から想像しない何か素敵な事を言ってもらえたり、互いに変化し合えるめっちゃ大切な事だと思いました!個人的にメモ魔になりたいです!すぐに忘れるので、いつでも見返して懐かしいなとか、こういうこと考えたなとか、思い出せるようになりたいです。昔を何したか何考えたか思い出せなくなって寂しくなりたくないので笑

 

ー最後に何か伝えたいことがあれば、ぜひお願いします!

やっぱりネットでのコミュニケーションって難しいなって感じたので、できればリアルでの関わりを持ちたいと思いました(全国各地から来るので厳しいことはわかってますがあえて一応言っておきます)。
6日間がやっぱり金銭的にも他の理由においてもちょうどいいくらいかもしれないけど、少し短いなと思いました。一生懸命一つ一つを大切にしているつもりでもすぐ終わってしまうので、もうちょっと長かったらいいなと思います。
日本に変えると考えたことや感じた事を忘れてしまったり日常に引き込まれてフィンランドで何したっけ?ってなっちゃうので、そうならないようにこういうことに取り組む!みたいな宣言をする時間があってもいいかなと思います!前のzoomの時、はるかはかなり忘れてそうに感じたのでちょっと寂しかったです。定期的に同窓会みたいなのをやって、お互いに頑張ってることとか、研修後続けてることとか、現地での学びを忘れない工夫を作っていきたいです!