VOICE

参加者の体験談

2024夏-フィンランド前期-大学生

渡邊 千尋

大学生

大学生中学生高校生社会人 辺境・未来都市に飛び込む 短期プログラム教育
 

ーどうして今回のプログラムに参加したのですか?

フィンランドの教育は有名だと聞いていて、実際どのような方法・雰囲気で教育を行っているのか見たかったから。

また、自分の進路に悩んでいて、何か決めるきっかけが見つかれば良いなと思ったから。

 

このプログラムを通じて印象に残ったことは何ですか(見たこと、聞いたこと、触れたことなど)。あなたの心が動いた瞬間があれば、是非、教えてください。

小学校で、子どもたちがいろいろな場所で問題を解いていたこと。自分のリラックスできる場所を自分で決められることが良いなと思ったし、先生が見ていなくても遊んだり関係ないおしゃべりをせず、楽しそうに勉強していたことにとても驚きました。


自分のことは自分で決めて良いけど、個人主義であること。もちろん良いこともたくさんあるけど、人と人の深い繋がりや協調性も大切だと思うから、日本の教育も悪いことばかりではないと思えたし、日本のことが好きになりました。

 

このプログラムで苦労したことがあれば教えてください。また、それに対してどう自分が向き合ったのかも教えてください。

自分より年齢の低い子たちが自分と真剣に向き合っているから、焦ったことはありました。でもだからこそ刺激を受けて、結果的に年齢もどうでも良くなって自分も自分と向き合えていました。


本当に本気で向き合えているのか?ということについては、最初から最後までモヤモヤしていましたし、今もモヤモヤしています。自分は本気でやっているつもりになっているんじゃないかと思ってしまいます。どうしたら良いかはまだわからないけど、その時々を全力で、一歩踏み出して生きてみようと思います。

 

プログラムを通じて得た「持ち帰りたい学び」は何ですか?(自分自身についての理解、周囲との関わり方、プログラムのテーマに関する理解、異文化に関することなど)

フィンランドでは、一度進路を決めても違うと思ったらやり直せる、ということを聞いた時、自分の悩みの理由がわかった気がしました。

自分は常に後悔しないように選択したいという気持ちが強いから、自分にとって最善の進路を見つけたいと思っていたなと感じました。でも、やり直しても良いのか!と思えたことで、自分の進路を決めるのが怖くなくなりました。

自分のことは自分でという事前研修からずっと言われてきたことを、フィンランドに実際に行ってその大切さを実感しました。

私は教育学部で、授業の中で教員のブラックさや課題を聞いて、教員という仕事に悪い印象を抱いてしまっていました。

でも、「自分のことは自分で」という考えや他のタイモブ参加者とお話をして、自分は教員をやったことがないし、仕事をこの目できちんと見たこともない。

自分にとって良い仕事か悪い仕事かは、自分でやってみて決めようと思えました。

あとは何よりも、好きなことに素直でいようと思えました。ありがとう。

 

ー最後に何か伝えたいことがあれば、ぜひお願いします!

きくちゃん、あーや、ライリー、参加者のみんなのおかげで人生で一番濃い6日間を過ごせました!本当にありがとう!

 

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